独 萩国際大が再生法申請へ
萩国際大が再生法申請へ 大学定員割れ、全国初
山口県萩市の萩国際大学(安部一成理事長)が、21日にも民事再生法の適用を東京地裁に申請すると20日、正式発表した。文部科学省によると、大幅な定員割れで経営難に陥った大学としては全国で初めて。同日記者会見した安部理事長は申請の理由について「これまでの体制では大学を維持できなかった。基盤を強固にするための選択」と説明。経営不振の原因は「これまで留学生を安易に招いて不祥事が起きたり、学生を集める努力が足りなかった」と述べ「学生や保護者には申し訳ない。学生が卒業するまではきちっと面倒をみる」と話した。大学側は今後、広島市に本社がある建設関連持ち株会社「塩見ホールディングス」から資金援助を受け、土地や校舎がある場所で存続する計画で、2007年4月に社会福祉系の学部を新設する方針。 (2005年6月20日)中国新聞社
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