独 インガンダルマって知っとるけぇ〜?
インガンダルマ・・・
厚生省から流通禁止措置が出ている幻の魚の俗称で、とんでもなく美味なんだとか・・・
アブラウオ、インガンタルミ、タマカマスなどと呼称されるこのお魚のデータから
和名:バラムツ(スズキ目クロタチカマス科)
学名:Ruvettus pretiosus
食品衛生上の取扱い:厚生省通達の有毒魚 (S45.9.4 環乳第83号)
毒の種類:筋肉中に多量に含有される脂質(ワックスエステル)
発見時の措置:全部廃棄(発見時には直ちに販売を禁止させ、当該品の保管、移動禁止を命じる。既に販売されたものについては、直ちに回収を指示し、保管を命ずる。 )
大きさ・特徴:体長1.5m。腹部正中線に骨質隆起線がある。体側鱗に骨性の棘がある。
分布:南日本の太平洋側。世界中の温・熱帯海域。
漁場:入荷形態と利用、深海性であるが夜間急浮上してマグロの延縄等で混獲される。かつて、魚肉練り製品の原料として利用されていた。
東京都福祉保険局のホームページより抜粋
強烈な引きで釣り人を魅了し、ひとたびその身を食すと箸がとまらなくなる魅惑のお魚・・・
なんとも魅惑的ではないですか!!
厚生省通達の有毒魚に指定され、流通が禁止されているからには何かがある!
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なんでもインガンダルマの身に宿す脂分が問題だそうで、吊すだけでその脂分がボタボタ滴り落ちるほどだとか・・・さらにその脂には人間の消化器官では吸収できないワックス成分が多量に含まれており、食べすぎるとワックス成分が知らず知らずのうちにお尻から染み出してくるそうです・・・。
しかし、かなりの美味だそうです・・・
食べてはみたいですが、トロよりもヒラメの刺身を好む小生には・・・脂身の魚にはあまり興味がありませんなぁ・・・
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