独 サルの鳴き声にも“方言”
サルの鳴き声は同じ種でも住む地域によって“方言”のように違いがあることを京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)の正高信男教授(動物行動学)らが突き止め28日、発表した。 正高教授らは鹿児島県・屋久島に生息するヤクニホンザルの雌23匹と、屋久島から1956年に犬山市の大平山に移した同じ種の子孫の雌30匹の鳴き声を90年から調査。群れにいることを互いに確認する際に発する「クー」という声の周波数を年齢ごとに比較した結果、屋久島の方が平均で110ヘルツほど高かった。 生後6カ月未満では差はなく、約10カ月で差が出ている。これは人間が言語の獲得を終える3歳ごろに相当する(2005年11月28日)共同通信社
こういう地道な研究が、人の解明につながっていくわけですな。
しかし・・・
サルの世界ではどこが標準語(都)なんだろう・・・
言葉の違いによって、えげつないいじめとかもあるのだろうか・・・?
しかしなんですなぁ・・・
銭儲けのために人命に関わるような嘘を平気でつく人もいれば、
地道な研究から人を解明していこうという人もいる。
世は無常ですなぁ・・・
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コメント
猿にも方言って、調べた学者の方たちには脱帽です。チンパンジーやボノボや、知能の高い霊長類たちの言葉がどうなってのか、不思議ですよね~。クジラにも温かい海での歌や冷たい海での歌があるようですよ~。生き物の世界って不思議(^^♪
投稿: rinrin | 2005/11/29 15:59
日本の動物園で生まれたチンパンジーと、海外にいるチンパンジーでも違いがありそうですよね。
国境にいるチンパンジーは通訳なんかもできたりして^^;;
鯨と言えば、Star TrekというSF映画で、鯨は歴史を伝えていくという内容のものがあったのですが、実際に知能の高い生き物は歴史を伝えていたたりするかもしれませんね。
ロマンですなぁ。
今後とも宜しくお願いいたします。
投稿: もとみち | 2005/11/29 16:40
こんにちは、TBありがとうございます。
きっと、標準語と言うのは特にないのじゃないかな?
日本は東京に首都があって、偶然あの辺の言葉が標準語と言われているけれど。(東京弁=標準語?)
アメリカ英語は、世界の標準ってわけじゃなくて。
みんながそれぞれ、○○弁なのが、いいと思います。
投稿: kim | 2005/11/30 13:33
kimさん
「ない」と考えると、とってもつまんないなぁと小生は思います。
標準語とは偶然ではありません。国家を形成していく上で重要なことであります。伝達していく上で皆がそれぞれお国の言葉を使えば、物事は伝わりません。従って軸となる言葉が必要なのです。
「一国の公用文や教育・放送などで用いる規範としての言語。」と辞書にも記されております。
英語に関しては限りなく世界の標準語であると言えるでしょう。
これはまさにパワーバランス。
昔、共通語として「エスペラント語」という言葉が考え出されましたが・・・
少数言語や派生言語(方言)を追いやったりすること非文化的であり、そのようなことは決して許されるべき事ではありません。
上記を踏まえ、猿の文化の中で基軸となる言葉が実際に存在したり、存在しつつあるとしたら・・・猿の惑星みたいな事になるかもしれませんね。
投稿: もとみち | 2005/12/01 10:47